情けはひとのためならず
Nov
15
人間には防衛本能がありますので
未知のことを不安に思うのが普通です。
そして不安に思うからこそ
さまざまな手を打つことができます。
保険という仕組みは
未来の不安に対するものです。
不安を持った人同志が
お金を出し合って
『なにかあったとき』の保障を担保する仕組みです。
どこかで誰かになにかあったときに
自分が出したお金が役にやっているのです。
逆に自分になにかがあったら
他人が出してくれたお金が役に立ちます。
これと同じように
自分が不安に思うことがあったら
誰かに助けを求めればよいのです。
保険の仕組みと同じく
他者を助けるという行為は
保険料になるのではないかと思うのです。
「返報性の法則」というものがあり
人の心理として
ほかの人から何かをしてもらったとき
お返しをしないと気が済まないという心理が働きます。
見返りを求める気持ちで人を支援するのは
いやらしい考え方と思うかもしれませんが
誰かを支援するという姿勢は
必ず自分にも返ってきます。
情けは人のためならず、です。