評価に納得がいかなかったら
Dec
11
目標管理制度を導入している会社だと
管理職の方は
評価に頭を悩ませることもあると思います。
評価対象全員が納得する評価は
難しいものです。
そもそも人間が人間を評価するのに
100%公平公正な評価は
できないといってよいでしょう。
売上や利益などの
成果だけにフォーカスして
評価すればよいという考え方もありますが
取り扱う商材や取引先や
納品されるまでの納期によって
実績として計上されるまでに
時間がかかることもありますので
これもなかなか客観的な評価にはなりえません。
なんの商売でもそうですが
顧客が対価を出すのは
それに見合う価値を感じるからです。
価値を感じてもらうには
顧客が望んでいるもの
もしくは望んだ以上のものを
提供することです。
会社員の
顧客はだれでしょうか。
完全歩合制の営業職などは別ですが
多くの会社員は
取引先やエンドユーザーから
直接対価をいただくわけではありません。
あなたの価値を認めて
あなたを雇っているのは
「会社」です。
つまり
あなたの顧客は「会社」。
会社には
実現したい理念があります。
この会社はなにを実現したい会社なのか。
その実現に対して
自分がどれだけ貢献できたか
会社はそうした姿勢を
評価します。
評価はひとりの上司ではなく
組織的に行われます。
人間がやることですから
そこには情意が入ります。
組織の感情です。
あの人がどういう姿勢で
仕事に取り組んでいるか
周囲は意外とよく見ています。
そのことを意識することで
あなたの評価は
変わってきます。
「頑張っているのに評価されない」
と感じることがあったら
会社の理念に対して
どれだけ貢献できているか
それをどう伝えられているか
そのことを振り返ってみると良いと思います。
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