青春時代に好きだった『星へ行く船』シリーズの作家さんの作品。
メルマガ(どのネット書店だったのかは忘れました・・・数社のメルマガが届きます)で、神話的人類創世の物語・・・と紹介されていたので、興味津々の気分で、久しぶりに読みました。
新井素子調子になかなか乗れなくて、初めは進まなかったけれど、段々とストーリーに引き込まれました。
最後の章では、再び、相変わらずの新井素子調子に少々息切れしましたが、人間が存在する意味・意義が追求される物語です。
チグリスとユーフラテスは、蝶。
人間だけではなく、いのちは繋がってゆくようです。
ブログルのみなさまの好みではないと思いますが、読書記録としてUPします。
『チグリスとユーフラテス』 新井素子・著 集英社
出版社/著者からの内容紹介
宇宙暦363年。惑星ナインに移住した人類は原因不明の人口減少をたどり、最後の子供・ルナがたったひとりナインに取り残される。「生きること」の意味を問う超大作。第20回日本SF大賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
遠い未来。地球の人々は他の惑星への移民を始めた。その九番目の惑星「ナイン」に向かう移民船に搭乗したのは、船長キャプテン・リュウイチ、その妻レイディ・アカリを含む30余名の選りすぐりのクルーたち。人々は無事ナインに定着し、人工子宮・凍結受精卵の使用により最盛期には人口120万人を擁するナイン社会を作り上げる。だが、やがて何らかの要因で生殖能力を欠く者が増加しだし、人口が減少しはじめ、ついに恐れられていた「最後の子供ルナ」が生まれてしまう。たった一人、取り残されたルナは、怪我や病気のために「コールドスリープ」についていた人間を、順番に起こし始める。最後の子供になると知りながら、母親は何故自分を生んだのかを知るために。また、ナインの創始者でもあるアカリに惑星の末路を知らしめるために。ルナと四人の女たちで語られる、惑星ナインの逆さ年代記。
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Posted at 2011-08-20 19:24
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Posted at 2011-08-21 04:44
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Posted at 2011-08-20 20:35
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Posted at 2011-08-23 02:25
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