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昨日の満月は、雲に隠れることが多かったのですが、今夜の十六夜の月は、煌々と輝いています。
その横では、星が綺羅綺羅と瞬いています。
東の空に瞬く星の名は・・・?
<夕星〜ゆうずつ>
金星の異称で、中国名を当てて長庚(ゆうずつ)とも書きます。宵の明星、黄昏星ともいいます。
「一番星、見つけた」といって指さす星です。夕方、西の空にひときわ明るく輝いています。
明け方に見る時は、明星〜あかぼし、明けの明星、啓明、彼は誰星などと呼ばれ、昔は夕星とは別の星だと思われていたようです。
ギリシャ神話ではヴィーナス。
蝉の大合唱・・・
青空・・・
そして、朝顔・・・。
ようやく暑い夏がやってきました!!
今日の気温は、32℃まで上がる予報です。
暑い暑いというのも、後少し・・・
残暑が厳しくても、少ない夏を満喫したいものですね。
今宵は満月・・・
残念ながら、雨が降っています。
明るい月夜は、雨雲の上で展開されるようです。
雨が降り、時々台風の影響で、強い風も吹く地上では、緑色の実を付けた樹が満月を祝って踊っています。
天空の満月に向かって・・・おどれ、踊れ♪
<天泣〜てんきゅう>
雲がないのに降る雨のことです。
これには、天気雨のほかに、遠くに流れていった雲から雨が蒸発しながら降る現象も含まれるそうです。
晴れ渡った夏空の雨は、きっと、うれし泣きですね。
毎年、自然に青紫蘇が中庭の至る所に繁殖します。
そして、やってくるのはバッタさん。
青紫蘇の葉が大好物です。
いつの間にか、柔らかいおいしい葉は、バッタさんが一番に完食してしまいます。
大好物なのは分かるのだけれど・・・少し遠慮してほしいな!!と思うわたしは、その犯人をパチリ!と写真に撮りました。
「だって!わたしの大好物なご馳走なのですもの」とバッタさんは、口を尖らせて言ったとか・・・言わなかったとか・・・。
昨日の美人の日本語は<木下闇〜このしたやみ>でした。
我が家の中庭の樹は、大木ではないので、木下闇にはなりません。
木下光といったところでしょうか。
その樹の下から空をのぞくと、まるで望遠鏡をのぞく感じになります。
ひかりの望遠鏡からは、未来が見えるかもしれません。
さぁ!!試しにのぞいてみてください♪
梅雨明け宣言とともに、サギソウの純白の羽が中庭に羽ばたき始めました。
この小さな純白の羽は、どこからくるのでしょうか?
以前、うたたが住んでいた世田谷区の区の花だそうです。
そして・・・戦国時代の世田谷城で、助けを求める姫君が手紙をサギに託すが、サギは途中で射落とされ、その落ちた跡にこの花が咲いたという伝説があるそうです。
<忘れ水>
野中や木陰を流れる、誰にも気づかれないような水の流れ。
中庭の百日紅が曇り空の弱い光を一身に集めて咲き始めました。
細い枝が空に向かって幾本も伸びています。
満開になると、夜の闇の中でも白く光り、まるで生首のような妖しさを醸し出します。
梅雨明けしなくても、夏の花たちは「わたしの出番よ」と咲き始めています。
<木下闇〜このしたやみ>
枝を伸ばし、葉をいっぱい茂らせた大木の下は、昼間でも暗闇です。焼け付くような厳しい陽射しもここまでは届かない。ひんやりと、居心地よく包んでくれる空間です。
ただ、木下闇も、大きく生い茂る木があってこそ。その大木を私たちの手で守らなければいけないですね。
本日北部九州の梅雨明けが宣言されました。
そして、今夜は十三夜です。
なんて鮮やかな紫色・・・通り過ぎて後戻りました。
この美人さんは、咲いている様よりも散った姿が美しい気がします。
散ってからも人のこころを惹きつける素晴らしさ・・・そういう人になりたいですね。
名前が分かりました。
【紫紺野牡丹】
スパイダー・フラワーとも・・・しべが蜘蛛を連想させます。
<夢見昼顔〜ゆめみるひるがお>
旧暦では七月から秋なので、八月は秋真っ盛りです。
だからなのでしょうか?
樹の葉が、紅葉・黄葉しています。
近くの公園の桜の樹もよく見ると、所々黄葉していました。
「壮」には、活力に満ち溢れている、勇ましいなどの意味があります。
まだ、夏の陽射しを(暑いのは嫌と思いつつも)浴びたいです。
そして、秋の季節を迎えるのが人間の営みのような気がします。
本日も曇り空のスタート!
おひさまは、顔を出しません。
あした天気になぁ〜れ♪
<壮月>
◇八月の異称たち◇
葉落ち月
初来月(雁が初めてくる月だから)雁来月
稲葉月
秋風月
燕去月
木染月
迎寒
仲秋
草津月
八月に入ったので、写真を昼顔に変えました。
以前食用になるとご紹介した ナスタチウム(金蓮花)の写真が見つかりました。
とても鮮やかな色合いのお花です。
<綺羅〜きら>
「綺」は綾織りの絹、「羅」は薄い絹織物のことです。
「綺羅を飾る」「綺羅を磨く」といえば、美しく装うことです。
やがて、立派な人や美しい人がたくさんいる様子を表す時に使われるようになりました。
7月が終わります。
あっと言う間でした。
綴りを振り替えると・・・それでも、いろいろなことに出合っています。
こうして、日々を綴ることで、小さな生存記録になっていることが分かります。
今月もたくさんの方に「ポチッとな」していただきまして、ありがとうございました。
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