朝から台風の余波のような風が豪快に吹き渡って行きます。 この風は、どこから吹いてくるのでしょうか? 海から・・・ 山から・・・ 人々のこころから・・・ 青空の雲が湧きおこっては消えて 百日紅の天に伸ばす葉を揺らしています。 本日も晴れ!! 梅雨のいびきの風の音でしょうか? <轍〜わだち> 車が通った後に残る車輪の跡のことで、比喩的に、過ぎ去った事柄の跡という意味でも使われます。
どうもおかしい・・・。 今年は悪い年ではないはずなのに・・・。 病院通いが多すぎる・・・。 夕方の電話・・・「きらちゃんが足を怪我して、もしかすると縫わなくてはいけないかもしれないので、保険証を持って来てください」 病院に行くと「微妙な感じですが、縫った方がいいでしょう」と4針縫われました。 これから、毎日包帯の付け替えに通うことになりそうです。 友だちと追いかけっこをしていて、川に落ちて、足の脛を打って切れたらしく・・・中学生なのに? 遠くの山が白く霞んでいました。 こころと同じスモッ曇りです。
「日本画の巨匠 名品版画展」に行ってきました。 松園さん、魁夷さん・・・たくさんの版画が展示されていました。 版画を見るというよりは、松園さんの描く女性の着物や帯、長襦袢や帯揚げ、着方に目がいきました。 どの着物も帯も、逸品揃いです。 このような色合いの着物が着たいものです・・・なかなか巡り合えません。 スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。 紫陽花が咲く、旧三井倶楽部のお庭を我がもの顔で抜けて、旧大阪商船ビルの光と翳を我が家のように楽しみました。 帰りにアフタヌーンティーで、季節のパスタ「アボカドとシーチキンの冷製パスタ」をいただきました。
踏切で電車を待っている時間に、たくさんの紅色ベリー が実っているのを発見しました。 ヘビイチゴ?なのでしょうか? 紅色な実 は、おひさまの光にきらきら!!ぷちぷち!! 見ているだけでもう「しあわせ〜♪」な気分になります。 小さな紅色ベリー に微笑むひとときでした。 電車の乗客で気が付いた方は、変なひとが踏切で座り込んでいる・・・と不思議に感じたことでしょう・・・。
コスモスの季節になりました。 えっ、まだ梅雨なのに・・・です。 10月に咲くコスモスが6月に咲いています。 返り咲きなのでしょうか? 季節感がなくなって、花たちも狂い咲きの様相です。 <温顔〜おんがん> おだやかで、温かみのある優しい顔のことです。その人に備わった表情のことです。 温顔無敵・・・温顔にかなうものはないという意味です。 風に揺れるコスモスは、季節感がなくとも温顔を備えている気がします。 やさしい気持にさせてくれる花です。
最近日本全国で・・・おたまじゃくしが、空から落下してくるという不思議なニュースが流れました。 どうして、空から降ってくるのでしょう? 公園の入口に 葡萄色〜えびいろ の落下物がたくさん散らばっていました。 空(樹)を見上げても・・・何もありません。 これはこの樹の実なのでしょうか? 靴の裏が血で染まったような色になりました。 見た目はベリーのような感じで、おいしそうに見えます。 何の実?
むかし むかし・・・ で、はじまる昔話によく登場してくる「山姥」 『やまんばのにしき』に登場するよい山姥もときどきはいるけれど、多くは恐ろしい山姥が多いです。 『三枚のおふだ』 『くわずにょうぼう』 『うしかたと山んば』・・・ どれも恐ろしい山姥から追いかけられて、逃げて行くおはなし。 青空に追いかける姿の山姥をみつけました。 誰を追いかけているのでしょうか? <序破急> 努力しても努力しても、成果が出ない時・・・それは、あなたの「序」の時。リズムに乗って順調に進める「破」の時や、勢いづいてぐんと伸びる「急」の時が、その後にきっと、待っています。 生命のリズムは一定ではありません。
意味・・・雨が降ってできる水たまりや流れのことです。 庭立つ水・・・庭にたまった水という説が有力です。 大雨や長雨という意味も持っています。 漢字で書くと【潦】 【潦】をみていると、小さな一筋の流れが、やがて、少しずつ大きな流れになっていったり、別の流れに分かれたり、また、流れが重なったり・・・。 それは、大自然の縮図を見ているようです。 〜『美人の日本語』山下景子著 より ☆雫の写真は、まだまだ初心者です。
先日、角田光代さんから受け取ったバトンをみなさんにバトンタッチします。 『さがしもの』新潮社文庫 九つの本に纏わる短編集です。 今、三つまで読みました。 最初の『旅する本』がわたしのハートを掴みました。 飲み会や映画の足しにするつもりで、古本屋さんに本を持ちこむと・・・ 古本屋さんが「あんたこれ売っちゃうの?」と訊いてきた。 価値があるとも思えない翻訳小説だったので、気になりながらも売りに出した。 卒業旅行でネパールに行き、立ち寄った古本屋さんで、この本と再会し、再び読んだ。 今まで感じていたことと違う感じを受けた。 ・・・そして発つときには、荷物になるからとまた手放した。 アイルランドでもまた、この本に出合う・・・そして、本を読み、違う感じを抱き、再び次回を期待して手放す。 この本は・・・あなたにとって!!何だと思いますか? わたしにとって、この本は、着かず離れずの親友のような気がします。 どこかにいてくれるだけでいい!!束縛しない、そして楽しい時間を共有できるそんな親友です。