Vol.42 さよならだけど、さよならじゃない1

本日は先日亡くなられた方のお葬式に...
お名前を仮にYさんにします。
 
午前中の雨は止み、お日さまが出てきた。
参列者のことを考えて、晴れを呼んだのかな。
最期まで気の利く方だった。
 
出会いは20年前、知り合いの紹介。
ご近所なので会えば挨拶を交わしていた。
 
10年前、Yさんが職質されている所に遭遇。
私が、どうしましたと声をかけると、
大丈夫と微笑んで、免許証を出していた。
私は何か腹立たしくなって警官に、
何で職質してるんですか?
私がこの方の身元を証明しますよって、
気がついたら言ってた…お前こそ誰?的な(笑)
 
警官が去りYさんが、この時期は新人研修みたいな感じで、
普通の人に職質して練習させるんだよって。
だとしてもなんでYさんなの?失礼で頭にきた!
って言ったら笑って…それから私の職場に週5日通ってくれた。
 
この2年は週2日程いらして、色んな話をしながら施術させて頂いた。
もう、あの笑い声も聞けない。
 
NON

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