Apacs TANTRUM LIGHT EXCLUSIVEとNANO FUSION SPEED 722
Apr
30
Apacsのバドミントンラケットについて。
現在使用しているのは
・TANTRUM LIGHT EXCLUSIVE
・NANO FUSION SPEED 722
の2種類。
それぞれのラケットのスペックは
・TANTRUM LIGHT EXCLUSIVE
Weight 76-79g
Balance 282-295mm
Flex 8-9
Max Tension ≦35lbs
・NANO FUSION SPEED 722
Weight 76-79g
Balance 285±5mm
Flex 8-9
Max Tension ≦30lbs
大きな違いはBalance(バランス)。
Blanceとは、グリップエンドから重心ポイントまでの距離らしい。
重さにしてもバランスにしても、表記上は結構ばらつきがあるので工業製品としてもそこまで制度を出すことは難しということか。
恐るべし、精密なバドミントンラケットの世界。
グリップエンドからの距離ということは、バランスの数値が大きほど、ヘッド付近でバランスするということ=トップ(ヘッド)ヘビーな設計ということか。
※バランス=トップヘビーは厳密には違うかもしれない...
TANTRUM LIGHT EXCLUSIVEは平均値で286mmくらい、NANO FUSION SPEED 722は285mmなのでどちらもほぼ変わらない。
ちなみにApacsとしては285mmのBalance(バランス)はEven Blance=バランスタイプということだろう。
前回調べたApacsのバドミントンラケットリスト(http://jp.bloguru.com/pico/317443/apacsbadminton-racket)によると、Apacsのバドミントンラケットにトップライトモデルはなし!
もう1つわかりにくいFlexはシャフトの柔らかさ。
Apacsバドミントンラケット的には、Flax 8-9というのはMedium(ミディアム)。
TANTRUM LIGHT EXCLUSIVE、NANO FUSION SPEED 722ともに標準的なシャフトの柔らかさということのよう。
※Apacsバドミントンラケット機能説明発見(https://www.apacscanada.com/-i-7.html)
という事は、この2つのラケットの主な違いは、ガットの最大許容テンションということ。
TANTRUM LIGHT EXCLUSIVEは35lbs(ポンド)で、NANO FUSION SPEED 722は30lbs(ポンド)、よりカンカンでいきたい人はTANTRUM LIGHT EXCLUSIVEを選びましょうということ。
個人的な感想としては
・最大テンションは30ポンドで十分=20ポンド代前半でも十分!(肘が壊れる...orz)
・どちらも気持ちヘッドライトな印象=振り抜きはよい
・TANTRUM LIGHT EXCLUSIVEのほうがややスマッシュが走るような気がする
・オーバーヘッド、レシーブ共に取り回しは良い
・軽い(強いショットを打つにはしっかりと振る必要があるか)
前回レポートしたリーニン(林寧)のWindStorm72は72グラムと超軽量のバドミントンラケットだが、トップヘビーな感じ。
トップが軽い印象のApacsラケット達とは振り方が結構異なり、同じ振り方ではWIndStorm72のほうがヘッドの返しが少し遅れてしまう印象。スマッシュが沈まない、ダフってしまう感じか。
これは打ち方の問題で、WindStorm72に合わせたラケットヘッドの返し=ラケットのバランスを上手に利用できれば、ラケットヘッドの重みを使って、沈むスマッシュが打てると思う。
それに比べるとTANTRUM LIGHT EXCLUSIVEもNANO FUSION SPEED 722も、ラケットヘッドが軽い分自分の力でしっかりと振ることが必要かもしれない。
どちらも好みと慣れの問題でしょう。
軽いバドミントンラケットを求めてあれこれ海外ものラケットをさまよってきたけど、単に重さだけではなくラケットのバランスや特性というものもバドミントンラットには重要な事が改めて分かった次第。
特に、バドミントンラケットの重さが軽くなるにつれて、ラケットのバランスやシャフト柔らかさなどの特徴がより際立ってくるのでしょうか。
う〜〜ん、Apacs買うならAmazonかな。早くApacsをバンバン取り扱ってくれるお店ができればいいのに。
|