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自宅内のLAN環境を変更(2重Router解消とRoaming)

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自宅内のLAN環境を変更(2重... (うう...PPTではやっぱり... (うう...PPTではやっぱりこういう絵が書きにくい。特に曲線の扱いがイラストレータのほうが良い...。)
2つの無線LANルータのSSIDを統一してローミング環境に。
もう1つは2重ルータを解消してみました。

G.W.にやりたかったことの1つ。
自宅内のネットワーク環境の設定変更。
 ①2重ルータの解消
 ②2つの無線LAN間でのローミング環境の構築


2重ルータについては外部からのP2P(Peer to Peer)アクセスなどは使用していないので特別問題はなかったが、解消する事でネットワーク環境が良くなるかを試してみたかった。
(チビ達がオンライン英会話をしている際にSkypeが止まってしまうことがある...というクレームには関係ないか!?)

もう1つは無線LANルータ間のローミング環境構築。
我が家は俗にいう3階建ての狭小住宅。
無線LANルータのパッケージ記載としては1階から3階までカバーできそうなものを選んでみたが、やはり家全体となると狭小受託ながらもチトツライ。
床・天井が障害物としては影響が大きいのだろう。

というわけで、メインの無線LANルータを2階に設置しつつ1階にも無線LANルータを設置していたのだが、2階→1階と動いた際に(もちろん逆も然り)元の階の無線LANルータの電波を引っ張ってしまい、結局弱いWiFi電波で通信を行ってしまうことが多々あり...いちいち切り替えるのが面倒くさかった次第。


というわけで、ルータの取説を探し出してまずは現状確認からスタート。

そもそも2重ルータが発生したのは、1階に2つ目の無線LANルータを設置したから...と思っていたのだが、よくよく考えると、光回線敷設時にNTTより貸与いただいたONU(ひかり電話ホームゲートウェイ...PR-500MI)自体にもルータ機能があるのだろうよ、と今更ながらに思いつく次第。
という事は、我が家には3つのルータ機能が存在しているのだろうか...。

①の2重ルータについては...なるほど、メインのルータ(ioDATA)については、AUTOモードという設定になっておりルータ自身がルータモードかAP(アクセスポイント)モードかを選択する仕様の模様。
ルータの管理画面にアクセスしてみるに、設定できる項目数が少ないことから、無線LANルータ自身がAPモードを選択していたことが判明。
という事は、ここでは2重ルータは発生していない事になる。

次に1階の無線LANルータ(NEC)。
こちらにはAUTOモードはなく、RTモード(ルータモード)かブリッジモード(APモード)を手動で選択する仕組みで、ルータモードが選択されている。
という事は、こちらでは2重ルータ環境が発生。
最上流になるONUのルータ機能を活かすことにする。

②のローミング環境の構築もあわせ、1階の無線LANルータの設定を変更する事で2つの課題を解決することに。

やった事は
 ・1階無線LANルータから発信される電波のSSID他接続情報を2階と統一
 ・2.4GHz帯の電波のチャンネルをそれぞれの無線LANルータで設定(固定)し5ch離す
 ・1階無線LANルータをルータモード→ブリッジモードへ変更する


結果、2重ルータ状態については解消されたと思うが、その効果は如何に...。
無線LANルータ間でのローミングについては1階↔2階感をウロウロしたが、常に電波状況は良い状態をキープ。
という事はしっかりとローミング出来ているものと判断。

まずはOKとして、今回の自宅内の無線LAN環境の設定変更を完了とする。
チビたち含め家族には全く伝わらないこの作業、ワタクシ一人が満足感に浸るのでした...orz


今回の雑感。

しかし、世の中にこれだけ無線LAN=WiFi環境が溢れている中、しっかりとしたネットワーク知識を持っている人は絶対に数少なく。
電気屋で、なんとなく無線LANルータを選んでなんとなく繋いだら繋がって、なんとなく使用をしている、という人が大多数でしょう(ワタクシもその1人である事は間違いなく)。

今後、ますます家電など自宅内の機器のネットワーク化が進むと、それを便利に活用するためには、外部(自宅ネットワーク外)からのアクセスがどんどん増えてくるだろう(防犯カメラだペット見守りカメラだとか)。
それは、他人が自宅内のネットワークにアクセスする危険性も飛躍的に高まるということになる。
それを防ぐために、ルータなどの設定をあれこれいじり、結局繋がらなくなっちゃった...或いはザルい環境で自宅ネットワークを外部に開放するという事にならないだろうか。

今後は企業ではなく、個人にも身近なネットワークの専門家・スペシャリストが必要になるのではないだろうか。
専門家やスペシャリストじゃない対策できないリスクがあるのでは普及しない...という事も言えるかもしれないけど、セキュリティ対策がコモディティ化して簡単にできるようになればなるほど、それを破る方法も一般化する。
そのセキュリティが破られた際には被る被害リスクは、これまでとは比にならないくらい高くなっているのは間違いない。

便利な機能を享受するためには、個人もネットワーク環境の構築にコストを掛ける意識が必要になってくるかもしれないなぁ...なんて思うのでした。



自宅のネットワーク構築についてもしっかりと勉強してみよう!!これからの世の中のお作法になるかも!?

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