Dec
31,
2020
高野山の懐
新年あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年の年末年始は皆さんいかがお過ごしですか?
まさかこんな状況になるとは夢にも思ってませんでした。
なんなんでしょうねえ〜神のみぞ知るかな。
さて、昨年初冬に何か惹かれるところがあり、
和歌山県の高野山に出かけました。
当日、晴れ男の道中は随分スムーズだったのですが
山に入ると猛烈な雪、しかも吹雪いて来ました。
金剛峯寺あたりでは前が見えないくらい…
おいおいだいぶ阻まれてるぞ!これは…と
思いましたが(笑)。
奥の院のお墓が多く立ち並ぶ域は早々に通り過ぎて
徳川家や諸大名のお墓、樹齢数百年の杉の大樹と
段々奥へ行くに連れて雑念が消えて神聖な空気に。
念願の弘法大師御廟入り口の御廟橋に立った頃には
雪がピタっと止んでね(笑)
深〜い神聖な空気。大師さんと向き合うところは
それは深〜い、わかりやすく言うとスピリチュアルな(笑)現世から離れた世界をいただきました。
そしたね、御廟から出てきた時には…
青空になってて(笑)おいおいなんかええやん!
御茶所でお茶をいただく頃には神々しい暖かい陽射しと
たくさんの教えをいただき感無量でした。
実は若い頃に天台宗寺門派で在家出家させていただき
行じておりました。
したがって高野山の真言宗の事は別派のはずです。
ですが、同じ密教ですので教義や法は随分同じ方向を
向いてると最近感じるようになりました。
したがって、高野山で手を合わせてもあまり違和感なく
教えこそ多少違いますが(笑)
自分の手を合わせる心はむしろ新鮮で
心地良かったです。
今まで最澄さんや役行者さんは身近でしたが
新たに空海さん(笑)も加わったかなあ〜
なんちゃってな輩なんで本物の方々は
あまりシリアスに捉えないでね(笑)
そんな新たな境地得ることが出来た高野山です。
日本の多宗教はいろんな考えを耳にする機会も多く
より宗教観が磨かれる気がする昨今。
日本に生まれて有り難かったなあ〜と改めて思いました。
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