疲れた 辛い 綴ってみれば 遠ざかるどころか近づいて 光がこんなにも わざとらしく感じては 曇ってしまうばかり 倒れそうな風の中で 僕は僕を忘れたくて仕方ない でも なくなってしまえと思えば思うほど 輪郭は深く掘られていく 僕というカタチから 逃げようとすればするほど 追いかけて来る 逃げようとすればするほど 惨めになるばかり 逃げようとすればするほど……