僕のような僕の歌
Oct
4
あなたを誘うから
前振りなしですが
歌ってしまいます
その先を進んでも
閉じてしまっても
一向に構いません
君の自由があって
僕の自由があって
表現者の気質には
戯けてのサービス
そんな精神が必要
自分をさらけだす
楽観が好きなこと
悲しみを悲しみで
哀れを哀れだけで
歌ってはいけない
そこには柔らかい
強さを宿していて
傷だらけの姿など
見せてはいけない
君がために歌うは
さらりさらりした
僕の惜しみなき声
さあ、僕を歌おう
さあ、君へ歌おう