一貫していないから いつも頭の中はごちゃごちゃ 過去と未来と現在と 君とお前と貴方と 僕と俺と私と 進まない通勤電車 苦痛を長く感じる時間 曇るガラスに バツを刻んだら スカッとするわけでもなく 小さい希望を想像しては 毎日の重なり具合に不満を吐く 夢から遠いところで苦笑い それでも孤独にむせながら生きる 怒りと不安と寂しさと虚しさ 捨てたはずのゴミを漁るように 捨てれぬゴミに悩むように ごちゃごちゃの中で 僕はまだ僕を諦め切れていないから 今日も煩雑に生きる