一字のエラーに悔しさが膨張 不完全な詩はすべてを壊してしまうように 俺の器はエラーにクヨクヨする 後戻りできない時間 あれだけ読み込んだという言い訳 これからどう過ごせばいいんだ 重い重い朝はすでに頭痛がして 自己陶酔に影が潜み この時を待っていたかのように笑う 書けている その満足を捨て去らなければ この爆弾はすぐ表に出てきては 爆発をしてしまう 書けていない 満足できない満足を持ち続け これからは打ち込んで行くしかない 忘れるな達成感より懐疑 一字の痛恨のエラーに野次が飛び ごめんなさい と 頭を下げることから始め 自分という作品を仕上げるように 精進して行かなければ