目の前に一本の大木 ひとつの世界 風が吹けば揺れる葉っぱ 一枚が一枚であるように 僕らもひとりがひとりであるように やはり歌を楽しんでいる 光を浴びれば色づく葉っぱ 一枚が一枚であるように 僕らもひとりがひとりであるように やはり絵を楽しんでいる 雨に打たれれば垂れる葉っぱ 一枚が一枚であるように 僕らもひとりがひとりであるように やはり詩を楽しんでいる 目の前にひとびと ひとつの世界