また陽は昇るのだろう 朝に僕は目覚めるのだろう 世の中には様々なひとがいて 今年が最後の冬なのだろう そう思って朝を待ちながら 刹那の向こう側に何を見るのだろう 生命はみんなに平等なのだろうか 断つことは平等でも ランダムに必然は振り分けられ 生まれてすぐに…… そんな運命もあり 百歳をこえて眠るように…… そんな運命もあり とても平等とは思えない だけど そこには平等でなくてはいけない そんな思いが芽生えたりする もしかすると僕らはすべてのひとを 平等ではなくてはいけないための術を 何か持ち合わせているのだろう そうでないと生まれてきた意味が繋がらない そうだ 僕らは平安を成就させるために 愛を追求する生きものなのだろう きっと そうなんだろう