もう詩を書くための 力量とか才能とか 拘っているようじゃ つまらない 詩は構成力というが そんな的はずれなことはない 構成が崩れているところが 魅力ではないか 外れた感じが素敵だ いわゆるひとつの、でない 加工された感情なんていらない 喜怒哀楽を飾ってしまったら 繋がっていない純粋な 言葉の良さが消えてゆく どれだけその詩が生きているか 活きているかじゃないか 伝え方ではない 叫びやメッセージは カタチなどどうでもよい 必要なのは言葉から離れること その先の一歩を踏み込んで 勘違いしないでほしい 詩を書く人たち そして、私 いわゆるひとつの、でない