火曜日は不思議 月曜日より気持ちがどんよりして 詩を書かない頻度が高い 自分が書かないのなら 掲示板に投稿されている 誰かの詩を読もう そう思って覗いても 新しい作品はなかったりする 今日は火曜日ということで もう詩という気分でなかったが 敢えてそこに仕掛けたくなるのは 私の性分なのだろうか 一丁やってみますか それでこの詩を書いているが…… 火曜日というのはやはり 想像力を吸いとってしまうのか カピカピの発想しか出てこない 姑息に姑息をのせ 継ぎ接ぎだらけの詩になりそうだ やる気のない魔物がいて そいつと戦ってへなへなになって 燃えるような火ではなく 明日に水で消される 現実に面食らってのことか 火曜日は無気力に働いても 詩を書く者としては この二十四時間が 修練の時かもしれない 火曜日という雰囲気に 負けてはいけない いつでもどんな時でも 詩を書き続けよう この詩もぼちぼち仕上がるぞ 火曜日になんか負けていられないぜ