再び手が重なり合えば 忘れていなかったその温もり 容易く僕を捧げるような日々 そのフィールドで疲れ果てることは あなたにとっても 僕にとっても良いことではなかった 犠牲にする毎日は 何も答えを見出すことがなく 回避することで潰れぬよう 旅に出て何かに近づきたかった 僕はどこまでも歩いた あなたから遠ざかると遠ざかるほど 近づいてゆく心の不思議 自分が見えてくる不思議 あなたが見えてくる不思議 あなたらしいあなたの手と僕らしい僕の手 幸せになろうとするところから進もう それを忘れないように 旅は教えてくれた 手の温もりの優しさとほんとうの強さを この先にも苦悩はやってくるだろうけど 日々の旅に深呼吸をしながら 自分を見失わないように あなたを見失わないように 小さな幸せにも微笑むことができるように