なぜだろう 夜のひとりぼっち さっきまでの賑やかな時間は 紺青の空へ昇り雲にでもなったのかい 光と影の影 嫌いじゃないけど 僕が膨らませた声がたくさん 聴こえて来る寂しさがクルクル回って どっちも僕 すぐ変わるんだよ 光の時間は影の時間を消して 影の時間は光の時間を消しながら進む 光と影の光 嫌いじゃないけど 僕が背伸びした声がたくさん 聴こえて来る虚しさがクルクル回って なぜだろう 昼の忙しい夢中に さっきまでの静まった時間は 琥珀の間へ滑り光にでもなったのかい