あっ、雨が降って来た 子どものようにわくわく バスの窓から外を眺める 曝されているすべてのモノが濡れてゆく ひとも道も車も自動販売機も そこにとっても平等を感じてしまう そんな僕は バスの中で雨模様を眺めている まさに特別待遇だ ああ、このまま知らない街へ そう願いながら 近づいているものを遠ざけながら