ここぞという時だ ポエットチャチャを歌うぜ 人生の成功者にはなりたくない 偏屈野郎に見えるだろうが 虚しさの飽和状況にプカプカ浮遊する 不完全な人を完全なる人と認識し そのポリシーが俺を象っているわけだ 凡人の究極型は情けなく振舞って 恍惚足らぬ錆びた美しさ 頂点を消してしまえば哲学が垂れて 俺は口を開けて満たされようと 妄想ジレンマごと飲み込んでゆく 世間でいう失敗への疑問 違和感のステレオ音源から 批判的精神の遥か彼方にあるリズムが流れ 思想する想像に確信する あんたには聴こえるだろう俺の歌 既成概念の向こう側 ヘドロに隠れた平和を知っているから さあ 今がここぞという時だ ポエットチャチャを歌うぜ 街頭に立つ混沌たる底辺へ 更に濁る憧憬の鮮やかな真実味 詩人へナイフが光ろうとも骨に響く伴奏と絡み 積極的不完全による成功表現は 捨て身にはならず地に着いている心象 俺はこの時を待っていたんだ いくぜ 覚悟して聴かないとあんたの魂が抜けるよ さあ歌うぜ 永遠の名作ポエットチャチャを