つい批判的精神という防御を忘れ あなたをいいひとにしてしまった しかし慄くことではない 化粧をして ピエロのように愛想振りまいて 自分を飾りながら 何処かであいつ最悪 って、言っているあなたが いることなんて 俺はそんなことでは傷つかないんだよ とても歓迎なのさ 詩に関することでは 俺にナイフが光っても本望だと 思っているから 知っているかい 詩を書くことで命をはるってこと でも詩で死ぬ覚悟もないだろうあなたを 俺は軽蔑なんてしていない そこっ 自由だから それが詩だから だけどあなたの詩に欠けているのは 今のところあなた自身なんだよ 詩を書くことは心を編むことだ けして文字を連ねることではない わかっていると思うけど それだけは あなたのために言っとくよ