価値観の違いはそりゃあるさ でもそれを声を大にして お前の詩は最低最悪だ 詩を罵倒することは 人格を否定することだ 生き方、考え方の 自由を否定するならば 詩の芸術的な自由が消滅 存在意味も消滅 どうして作品の良し悪しに 拘るのだろう 一億人に賞賛される詩 誰にも賞賛されない詩 どこに差があるのだろうか そんなことに惑わされるより 自分とひとの詩作から 感じ取れる何かのために 詩に携わることが真髄 そこで想像を絶する 集中の世界 詩が構築されるのだから 罵倒は無駄な言葉 無駄な時間 そのエネルギーを 詩への情熱に変換して 価値を得て欲しい