気にしない詩
Aug
27
誰かが何かを言おうとも
ご機嫌に歌ってしまおう
好きでやっていて
それで商売になっている
訳でもないのだから
南国でハワイアン男子なって
ふあふあしながら黄昏の夕陽を浴び
ビルの谷間でダブレットに触れ
君にも歌わない
親友にも歌わない
親にも歌わない
尊敬する詩人にも歌わない
あいつが沈んでしまう前に
すれ違うひとの肩がぶつかり
ふらついたとしても
派手に踊って詩を綴ろう
気兼ねなんて要らない
僕が僕だけの詩を綴るのに
ひとの空気なんて気にしていたら
中途半端に沈むだけだからさ
気にしない詩を綴ろう
まったく気にしない詩を綴ろう