顰(しか)めっ面されるより もっと怖いものは つまらないオヤジになることだ 時として潔く 弾け飛ぶバカをしなくては 自分が保たれないわけで ひとの話にすべて頷いていたら 俺って誰なんだよ、いったい 誰でもいい自分なのか、って やる、やらない 現状を捨てる、捨てれない 未来を変える、変えない 成功する、失敗する 生きている、ただ生きている 笑う、泣く、飛び跳ねる、佇む すべて俺の中に 選択の自由があって 博打しない人生も否定できないし 生きた証などあの世への 切符にもならないだろうし ああ、俺は岐路に立たされて 両方の景色を観ているんだ 納得の炎が燃え上がって ぽっと消える火と日を想像しながら