寝床から
Apr
28
案の定、腰が立たず寝たきり
しかし不思議なものだ
足の痺れがずいぶんと軽くなっている
もしかすると
この腰の痛みが抜けてしまえば
かなりいい感じになるだろう
疲れさえ抜ければたぶん
寝たきりならやはり詩を書こう
しかし、これまた頸椎症と五十肩
詩を綴るデバイスが両手で持てない
肘で押さえて右指で打ち込む
まあ慣れたもんだ
まあ、ホーキング博士から見たら
あなたはまだまだ恵まれた環境だ
と、言われる気はするが
キュ、キュ、キュ、キュ、キュ
平和な鳥の鳴き声がする
そよそよと風が抜けてゆく
ドスン、ドスン
たまにトラックが通るけど
私が歩けなくても
世界はどんどん動いている
幸せは場所を選ばない
こんな詩を綴りながら連休を過ごす
与えられた環境で楽しむように
私は今日も前向きだ