過去は何度も同じ場所を走り 轍は深くなるばかり どうしても抜け出せない 自分ループを続けてしまう 梅雨明けの太陽さえも 暑さを感じることができず 汗の流れに現実は冷めてしまう 嘲笑された感覚だけが走り 許せぬ自分を忘失できれば もう詩はいらない