月に一度 とある文学館へ行く 講義室の前を通ると 俳句を楽しむ方が いつも満員御礼なのだ 数人の詩人たちは それを横目に 何を感じているのか 会議室では 将来の詩のためにと イベントを企画 頭を捻りどうにか盛り上げ 俳句を楽しむ方のように 詩でもあの講義室を いつも満員御礼にしてみたい ひとりの詩もいいが 多数の詩はもっといいから