休日の朝方には 固まる精神、固まる身体 何を弱気なっているのか 平日の踏ん張りが緩み 自信も思いやりも昨日の夜に 消された重力を感じている この怖さはいったい何だろう 失うのは自己満足くらいなのに 無気力になっていく変化に 驚き浮き上がれない萎んだ風船 これで終わってしまってもいい そう思えるのは疲れなのか 諦めなのか、十分なのだろうか 薄明るいガラスの色は時計 出来ることなら時間が止まれば 不安を解消しないで済む 永遠のモラトリアムになり 包まっていられればそれでいい 今がずっと今であるように 次なる刺激は消えてなくなり 再び目を閉じてみれば そこは濃厚な自分らしさの卑屈