疲労と寒さで硬くなった足が 電車のシートから温められ 今日の姑息を、一年の姑息を 意味があるようかのように流れ始め 電車の一部となり労わりながら進んで行く 積み重ねられた日々の丘から 来年は天命を知り納めることのできる 根源を眺められる