静かな静かな静かな街で ひとり哀しい心が歩いている 望んでいたのかもしれない 望んでいなかったのかもしれない もう忘れてしまった始まりに 降り始めている寂しさに哀しい 賑やかな賑やかな賑やかな街で 僕は汗をかき走っていた 振り返ることなど知らずに 大事にしていたのは無邪気とか無能 そのまま進めたのなら 孤独なんて寄せつけなかっただろう 馬鹿のままでは居られない その気づきの震え 静かな静かな静かな街で ひとり哀しい心が歩いている