暗い朝、雨の雫 カーテンを寄せた指に ガラスの冷たさが 僕の心地を透明にする 秒針を遊ばせた時間の雫たち 曇り空と僕を繋いでいる 濡れているのに濡れていない 濡れていないのに濡れている 僕に僕が守られている音