どちらかといえば 嫌いだったタイプの 君を好きになった パープルに髪を染め 清潔感の反対側 地べたを滑るスカート 黒いマスク 怖がられている 睨みつける瞳 だけど僕にだけ見せる 嘘のない笑顔 近よってきた君 遠ざけなかった僕 次第という言葉に 育み歩いた 突然は二つ目の季節 台風の後の青い空 君への仕打ちは 雲ごと消され 君の反骨 その代償は辛く 塀の内側に 思いを募らせた 君は本当に 僕が好きだから もう逢えないだろう 汚したい空 さよならのかわりに いつもごめんね という君を思い出す この空を知っていたんだ