小豆色の貨物列車 断続に叩く ガタン ゴトン 足の裏から伝わって 八分音符の間にある 急かされる休符 鼓動はレールの上 私の旋律は響く 今までの私を 私が恨みながら また私を許す連続 やがて通り過ぎ ダ・カーポに息衝く 生活の口を持つ電車に 私は飲み込まれ また連れ去られて行く