俺のテンポはズッコケている それは個性だから いいんじゃないかと思っていた でも 最近はそれが気になって仕方がない テンポがあってない気持ち悪さを覚える 遡って思い返せば 今まで俺の人生にとって 噛み合わなかった学校や社会 歯車を合わせて生きていくことを 心のどこかで 拒絶していたのかもしれない 独りよがりを自由だと思っていた ひとに気を遣わせた厄介に気づき 歩幅を合わせ耳を傾ける 息を深く吸いこみ ゆっくりと吐き出しのなら コンッ コンッ コンッ コンッ この先を刻んで行こう これが俺のレットイッツビーだ