自分を愛していないとか そんな話ではない 僕が僕でいない僕を 可哀想に思い始めたのさ ひとの輝きばかりに眩しくなり 世間という椅子に座り 拍手を送ることばかり上手になり 自分からは何も光を放つことなく 足元さえ真っ暗で どこに居るのかも分からず 誰かが生きる僕になっている 光放つ者から勇気をもらっても 僕のいつかきっとは いつかきっとのまま 始まりもせず終わりもせず それならどうなりたいの僕? まずはそこから始めよう 考えることが僕になるから 思うことが僕になるから もっともっと僕を探す 誰にでも引けるスタートライン 勇気なんていらない 踏み出した足音を響かせるだけさ 僕が僕へ近づいている