飛び交う塊りの 悲痛の叫びに画面が暴れ出し まだ青空を見上げていた 君の微笑みが落とされてゆく さしのべる手を探している さしのべられる手を探している この黒い苦しみに光る矢は 救いに絶望を刺そうというのか 嘆きが喉元につまる時 そこにどんな声を当て叫べば 血の滲みた地に再び 黄色い花が咲くのだろう 君からもらった種は ポケットでこんこんと応える 祈らずにそれを掬えない 希望を撒かずにはいられない