文字が降るとき 体から心が抜けだしては 液晶の光で踊りだす 解放された僕が いっぱい溢れ 君にはまだ見せられない ヘンテコな踊りに クスッと笑っている あまりにもの 僕らしさの恥ずかしさを 気にしながら 僕にある世間体に 縛られているというか 守られているというか 僕の中にいる君は 僕を丁寧なひとに変える その歓びに文字たちは 踊る 踊る 踊る