このまま終わる 夢の続きの目覚めは 心の貧しさに潰されてしまう 怒りの中で虚しさが嘲笑っている ピーピーピーピーと 渇き切った喉は笛のように 押さえきれない穴から 嘆きを漏らし俺が俺を聴く まだ魂は身体の中にある 闘い切っていない後悔を包み 轍に嵌りグルグルと 泣いているクソ芝居に浸っている そんな馬鹿じゃないだろ俺は ほら 限りある時間への焦りが 蝕んで掘られてゆく穴から 新たな音階を生むではないか そこに言葉を乗せればよい 今が始まりで今が終わりだ 一手一歩一心 過去も未来にも執着なく この刹那に生きるも死ぬもなく 今ここで奏でればそれでいい