2012年4月の読書記録
May
7
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2024ページ
ナイス数:7ナイス
人間通 (新潮選書)
「国家と人」の章で見せる官僚への批評を読んで、現在の官僚の権威は戦時中に確立されたものだと知った。安全地帯にいる指導層の振る舞いが、リスクを負わず成果だけ求める世相を生んだのではないか。 気になる一文:かわいげの次に人から好まれる素養、それは、律儀、である/社会は人間にどれほど使い道があるかを測る市である/世に悲観論が流行るのは、それが安全牌だからである
読了日:04月09日 著者:谷沢 永一
会社のつくり方 (日経文庫)
社会との関係性に関する記載は、山田ズーニーと同じ事を書いていた。会社でも個人でも社会との関係性の作り方は同じなんだと思う 気になる一文:会社のありかたとは「会社と社会との関係」です/何はともあれ、借りをつくる
読了日:04月11日 著者:成毛 眞
藤子・F・不二雄大全集 モジャ公 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)
昔は子供向けマンガでも、読者にここまで考えさせていたんだと思った。町山智浩さんが、今の日本映画は説明しすぎといってたのは、今のマンガにも当てはまるのかも。
読了日:04月15日 著者:藤子・F・ 不二雄
現代アートビジネス (アスキー新書 61)
奈良美智の作品がイラストではなくアートであることの理由が、本人から聞き出した言葉で説明されていて肚に落ちた。また、作品の価格と自動車の価格を比較するなど、あらゆる方法でアートの世界と世間一般をリンクさせようとされている著者の気概に圧倒される。アートに関する税法のコラムも興味深かった。何か作品を購入しようかなー。気になる一文:ファッション雑誌が「レビュー=批評」だからです/特にアメリカでは、批評にプロテスタンティズムのような「高尚さ」が求められて、非常に判断が公平で信頼できます
読了日:04月19日 著者:小山 登美夫
原発と放射能の問題を考える200の方法 「脱原発ポスター展」 作品集
表現に制限がないことがわかる本
読了日:04月21日 著者:橋本尚,山田善隆
サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書)
人間関係の章は要再読。今まで軽視していたことがわかった。気になる一文:夢は「叶えた結果幸せになるもの」ではなく、「叶えようが叶えまいが持っているだけで幸せになるもの」
読了日:04月25日 著者:西内 啓
小鳥と柴犬と小沢イチローと ー日本を面白くしてしまった政治家47人の罪と罰
キラキラで小島慶子にいじられていた著者を思い出した。懐かしい感じがした
読了日:04月30日 著者:上杉 隆
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