equality
Nov
13
「某日本企業が、非喫煙者に対し年間6日間までの休暇を与えるという、新しい試みを始めたらしい」
というニュースを耳にしたのは2週間くらい前か。Halloween以前だったと思う。車の中のラジオで通勤中に聞こえてきた。ただその時はDJが面白おかしく伝えているので、半ば冗談かと、あまり気にしなかった。
が、最近になって、同じニュースが別のラジオステーションから流れてきた。どうやら実際に既に行われているらしい。喫煙者がタバコを吸う為に喫煙所までの往復時間を含めると、非喫煙者に比べて労働時間が減っている、というのがその理由だった。DJらは、(このステーションでも)笑いながらこの辺りを説明していた。階段の上り下りでなんちゃら。
アメリカと日本とを比べると、日本は喫煙者が圧倒的に多いと思う。いや、実際の数的にはわからないのだが、普段から周囲で喫煙者を良く見るし、喫煙環境があちらこちらにある。成田空港にしても、高速バスのバス停へ行こうと外へ出るとすぐにどでかい喫煙所があって、その近くにvending machineがあるので、何か飲みものを書いたくても買えなかったりする。ドアが閉まっているとはいえ、喫煙者が行き来するたびにそのドアが開くので、煙や匂いがすごいのだ。
会社でもそうなのだろうな、というのは想像できる。喫煙所が定められているのは心強いが、そこまで行って喫煙するという行動が休憩時間内に限られていない、というのが驚きだ。勤務時間内に行くのだとすると、非喫煙者にしたら、それはそれは不平等だろう。一体どんな感じで喫煙所へ向かうのだ?普通に立ち上がってその場を去るのか、それとも???
この企業は、6日間のこの休暇のことを「スモ休」と名付けたらしい。休暇申請の時に、「スモ休」として申請するということか?どちらにせよ、簡単に休暇が取れる仕組みであることを願う。
*「スモ休」