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スライム

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12/06/2019








毎朝読んでいるブログと新聞連載の小説はどちらも「母」の話だ。
と言っても、もちろん「母」だけの話ではなく、彼の暮らしの色々や仕事の問題や友人(知人)との人間関係やら色々なことがあって、でもその底には「母」との関係、想いのようなものが絶えずある。
という共通点に、最近あらためて気付いた。そのおかげで、自分もまた母のことを思い出したりしている。



 ・・・



友人は電気を常に生産(?)出来る体質で、何かの陰謀に巻き込まれているらしい。フェリーに乗って追っ手から逃れようとしているのを手助けすることになってしまった。本当はこんなことに顔を突っ込みたくはなかったのだが、彼はとても良い人だから放っておけない。

軍人が持つような大きな長い袋を肩に担いでフェリー乗り場に来ている。出港間際まで待ったのち、彼は人々の目を盗んでシュッとスライム状態になり、それから1本の線になって、紐で閉じられてはいるが僅かに空いている袋の口の中へ入っていった。その後わたしは何を言われるまでもなく、その袋をフェリーの船底に続くデッキの上を滑らせた。そして、「何あれ?なんか燃えてる???」と大きな声を出し、それは彼が電気を発生させておいたのか、もくもくと白煙が上がっている場所を指差した。人々は皆、なんだなんだ、と大騒ぎになり、わたしはその隙を狙ってフェリーへ続くデッキの上を滑るように進んだ。


フェリーの乗組員たちは彼の友人らしい。わたしと彼を案内しながら「いつも電気を供給してくれているからねぇ〜!むげには出来んよ!!」と言って、ワッハッハ!と豪快に笑った。友人は、島に着いたら何をしようか、と話し始め、わたしはジャケットを持って来なかったことに気付き、それが悔やまれて仕方がない。島の海風をシャットするためには最適のあのジャケット。あああ、なんで忘れてしまったのか、、、。

友人は潮風に吹かれながらニコニコしていた。わたしは島で買い物できるところなんてあるのだろうか、とそればかり考えている。



 ・・・


「友人」はスライムの彼だった。アニメと実写が入り混じった夢、、、、。







#ユメモ #日記

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