5/7/2021 少し前の話。 別の職場に借り出された同僚がうちに戻ってきたとき ーmによろしくって言われた。名前は忘れたけど、なんて名前だったかな、、、変わった名前の子なんだけど と言ってきた。 以前3ヶ月程度チームで一緒に仕事したことがあるので、あの時の連中を思い浮かべた。それでいくつか名前を挙げたのだが、どれも違うと言う。 ーどんな感じの子? すると驚いたことに最初の一言が「ブラックガール」。 一瞬、え?そこ?と思いつつ、背の高さとかそういうのは?と訊いて、あーと思い出した。名前を告げると案の定、そうそう、その子!と。 ー彼女、溌剌としてて面白い子だよね。 と、わたしが言うと ーそうなの。その子が、mの名前を思い出せないって言いながら、あのーほら、なんて名前だっけ?オリエンタルガール!って言って、ああmのことね、って言ったら、そうそう!って言ったのよ。 オリエンタルガール。 吹き出してしまった。 いや、それマズイでしょう。 わたしは別に気にならない。でも、その言葉はこの国ではマズイ。この職場ではマズイ。 ーオリエンタルガールって、、、!!ちょっとHRに連絡するって彼女に伝えなくちゃ。 冗談ぽく言うと、同僚は笑っていた。かく言うその同僚も彼女のことを真っ先にブラックガールと言ったわけで、これまたねぇ、、、困ったもんだ。 差別的だ、と、憤る気持ちはなく、ただ、こんなに差別のこととか研修でガンガン言われているのに、やっぱりまだ浸透してないんだなーと、あらためて思う。心の奥底にそう言う気持ちがあるのか、或いは、そう言う気持ちが全くないからこそ、自然に口にするのか?(そらないか) オリエンタル。 この国ではあまり聞かないので、逆に新鮮だったわ。
Posted at 2021-05-07 10:03
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Posted at 2021-05-08 06:20
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