最新バージョンのソフトウェアを購入してインストールした。そうしたら以前のバージョンでつくったデータがすべて読めなくなった。そのような経験をしたひとはあまりいない。それはソフトウェアを開発する会社が、昔のバージョンを使ってつくったデータも絶対に使えるようにするからなんです。ソフトウェア開発者は、いつも良いものをつくりたい。その時にレガシーシステム(古いシステム)のデータは本当は捨ててしまいたいものなのです。
でももし昔のデータを捨てたら、新しいバージョンを購入した人も、次のバージョンが出たら今のバージョンでつくったデータが使えなくなると考えます。そうなると最新のバージョンは売れなくなります。レガシーシステムを無視するようなソフトウェア会社は会社として無責任なのです。
実は昨日現在自社で開発しているシステム(アップグレード)で、既存のシステムからのマイグレーションパス(移行手段)が準備されていないことがわかりました。まじめに切れました!!!
結局マイグレーションパスを早急に開発する計画を現在準備しています。信じられない。私が言ったのは、ワープロソフトをバージョンアップしたら以前のバージョンでつくったドキュメントが読めなくなった・・・そんなことがあったらそのワープロを買う人はいなくなる。
ちなみに、社内で Office 2007 から 2003 にダウングレードする人がいました。これはデータの問題ではなく、ユーザーインターフェースが変わりすぎて使えなくなったというものです。
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Posted at 2008-07-23 12:59
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Posted at 2008-07-24 01:36
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Posted at 2008-07-23 17:38
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Posted at 2008-07-24 02:46
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