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Polyamory ポリアモリーとは。。。
交際相手を一人だけに限定しない恋愛関係のこと。交際相手もそのことを認めている。
大学院のクラスで、Culture, Identity & Locatedness という授業があります。いかに私たちが文化の生き物であるかを思い知らされます。
私たちの文化が私たちの考えを作り、そして私たちを動かし、毎日判断させ、物事を好ませ、憎んでいます。
私たちの宿題の一つは、今まで自分が接触したことのない文化圏に接触し、リサーチするというもの。五人のグループでリサーチします。
私の選んだのは、Polyamory つまり、結婚していようがそうでなかろうが、複数の人と同時に関係を続けている人たちのグループです。よく、モルモン教の人たちがポリガミーといって、一夫多妻をしていますが、そうではなく、オープンマレッジのような。。。。そんな感じです。。
はじめに一人の女性にインタビューしました。次にカップルにインタビューしました。もう、私は、凍り付いてしまいました。聞きたくない、知りたくないという思いでいっぱいになりました。もちろん、セックスのことも話しますし、多くの人たちは、バイセクシャルでもあります。。。。
気持ち悪い。。。。という感覚でいっぱいになり、よく質問ができませんでした。むしろ、チームメイトは冷静に質問していました。
だめだ、、、ついていけない。。。
そして、実は、シアトルには、結構このコミュニティが確立しているらしく、結構な人がいるようです。ミートアップが結構開催されています。知らなかった。。。
そして、一度参加することに。。。
Poly の人々は、喜んで私を迎え入れ、なんでも聞きたいことがあったら聞いてね、と。。。
知らない専門用語もたくさん出てきます。。。汗
そこの、グルと呼ばれている女性は、メインのパートナーともう20年付き合っていて、五年前に今のご主人と結婚し、ご主人と自分と共通のガールフレンドがいるとのこと。。。
え?
頭が痛い。
どうしてこの道に入ったから聞くと、小さい時から父から虐待を受けてきたそうです。彼女と一緒に私は泣きました。ここは、共感っていうか、そのつらさは、共有できた。涙が止まらなかった。
すると、距離が縮まった。彼らのことを愛おしく感じた。友のように感じた。
彼女のガールフレンドは(Poly にはバイセクシャルも多いです)、一度結婚していたが、虐待的な関係だったとのこと。今のこの三人の関係が一番今までの関係で健康的だと。。。
え? この三人が一番健康的に感じるんだ。。。。ここで、大きなショック。。。
違う席に座っているインド人の女性は、こういった。Poly はね、女性と男性が同等なのよ。女性に生まれて損がないのよ。私の国では、女性の扱いはひどいし意見なんて持てないの。でも、Poly の文化では、力があるのよ。なんでも自分で決められるの。。と。
なるほど。。。悲しいことだが、それも事実だ。。。
嫉妬や、コミットメントのことなど、いろいろと聞いた。私たちとは、理解が違うので、興味深かった。。。女性の多くは、虐待のトラウマを持ってた。グルは、言った。男性の多くは、経験を求めてPoly になるのよ。
帰り道、いろいろと考えた。。。。
気持ち悪い一点張りの私の心が変わったこと。
何かを知る、ということは、愛することであると、今、他のクラスで習っている。。。
イエス様のことを考えた。
完全に神であり、完全に人であったイエス様は、どんなにか、私のような経験をしたことだろう。気持ち悪い思いを毎日感じ、違和感をもち、理解できないことを理解しようとしてくれたのか。。。私たちの一人のように、この地上に生まれてきてくださって。。。
気持ち悪さを乗り越えて、私たちに出会ってくれた。それどころか、盃を飲み干してくれた。十字架にかかってくれた。。。もっと先を行ってくれた。。。。
そう思うと、私含め、教会は、イエス様と遠い世界で生きているのではないか。と考えさせられた。
この気持ち悪い違和感から、離れて生きているのではないか。出会うべき人たちに出会いに外に出て行っていないのではないか。。。。
今日何回気持ち悪い思いをしただろう。
今日どれだけの人の傷と共感して涙を流しただろうか。。。。
教会こそ、”異文化”の友となるべきだ。キリストが頭であるならば。。。。
ぼ
大学院での学びの一コマ
上のビデオを見て、みんなでディスカッションしました。幸い、私は日本語が分かるのでラッキー! 内容がよく分かりました。
私たちの日常では、とても忙しく、少し時間を取って英語では、グリーフと言いますが、悲しむことをしないのではないでしょうか。
しかし、互いに時間をとって、互いの話しを聞き、共感し、そして、涙を流す。
素直に自分のつらかったことを話すことで脳に癒しが来るのだそうです。
他人の脳が無ければあなたの心に癒しが来ないのです。
一人で閉じこもっていては、心の中のわだかまり、悲しみは癒えないのです。
子供は、素直で素晴らしいですね。
プライドも、恥もなく、素直に辛かったことをシェアできました。
でも、三歳の時に、お父さんを亡くし、お父さんがいる世界があまり分からないみふゆは、悲しみ方も分からなかった。
お母さんも辛そうだから、感情を押し殺し、いろいろな質問をするのを控えてきたのだろう。
おじいさん、おばあさんの死でさえ、クラスメイトの心を大きく揺さぶった。その体験談を聞きながら、感情を出してもいいのかな。。。
と、そう思いかけたが、安心して泣けなかった。。。。
でも、先生が、大変なつらい思いをしたね。。。と背中を押してくれた。
自分の内なる声を代弁してもらって、みふゆは堰を切ったように泣き出した。
初めて悲しむことができた。
それから、
彼女は、父の話も、悲しんでいた母の話もできるようになった。
それどころか、父のことを誇りに思った。そして、自分らしく輝けるようになったのだった。。。
あなたを押し殺している悲しみ、ありませんか。
癒しをもたらすコミュニティ、教会は、そんなところでありたいと思っています。
ぼ
何をして人間を人間たらしめるのか。それは、私たちの脳。そして、愛。
脳の不思議 1 でいかに、人間の脳には愛が必要か話しましたが、
第三者の脳が自分の脳にとってとても大切な役割をしていることがこのビデオで分かります。
私たちの脳は、他人の感情に呼応しながら、相手を理解し、自分でもその表情になり、そして、自分の表情からも感情を理解していくのですね。。。
深いです。。。
共感できるのが、人間の脳であり。共感なくしては、人の成長もないのです。
人は、コミュニティで生きるように造られていのですね。
神様も三位一体の神であり、交わりの神です。コミュニティの神です。
イエス様は、地上に来られた時、その友が息を引き取ったと聞いて、泣きました。
「イエスは涙を流された。」(ヨハネの福音書11:35)
私たちの造り主である神さまは、私たちの悲しみを知らない方ではないのです。
いろいろと考えさせられる大学院での学びです。。。。
つづく。。。
ぼ
何をして、人間を人間たらしめるのか。。。
それは、人間の脳。
人間の脳は、人間の愛によって成長します。
愛が無ければ脳は、縮こまり、障害を持ってしまいます。
赤ちゃんは、瞬時に親の顔を読むように脳が働いています。
母親の無表情な顔、落ち込んだ顔は、赤ちゃんに危険信号を与えます。
赤ちゃんの脳は、優しいタッチやキスで成長します。
それがないと、精神病になってしまいます。
人間の脳は、常にほかの人の脳と呼応しながら成長し、癒されるように出来ています。
アメリカの赤ちゃんの突然死は、日本の四倍です。
それは、寝るときに母親から離されて違う部屋で寝かされているため、
脳が母親の脳に反応し呼応しながら、体の体温を守ったり心拍数を安定させたりできないからではないか。。。とも言われてます。
人とは、何歳になっても、愛を追い求めて生きているものです。
生まれたときから、愛へのプログラムが脳で働いているのです。
愛が無ければ、人間は心身ともに障害がついてしまうのです。
DNAに深く刻まれた愛。
それは、私たちを造った神様が愛だからに他なりません。
Ⅰヨハネ4:7-8
7 愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛のある者はみな神から生まれ、神を知っています。
8 愛のない者に、神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。
ぼ
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