いや〜、めちゃ嬉しいなあ。 ネット詩誌『MY DEAR』で投稿されている方が 日本詩人会投稿欄にて入選された。 凄いぞ、凄いぞ、凄いぞ〜! なんて素晴らしい朝を迎えたのだ。 ありがとうを言いたい朝。。。
笑っちまったテレビにも飽きて 空しさがカラリンと鳴れば ガソリンを2リッター入れて 近場を二輪でぶっ飛ばすのさ 生き場所もありゃしない 暇つぶしだけのくだらない夜 街を忘れた道がのほほんと続く みんな何処へ行ってしまったんだ あれだけ馬鹿をやっていたのに もう俺だけになっちまったよ シラけた風がくすぐっては笑える 馬鹿をやめるのは さほど難しくはないさ ただなんか違うんだよね そう、一生を貫けないのは 悔しと思うだけなんだ ああ、馬鹿で笑っていたいんだ 笑えない人生なんて飽きてしまうだけ どうしようもない馬鹿と言われても 意地になって笑っていたいんだ
君の心はこんなに 冷たくて切なくて哀しくて 時の風にも吹かれぬまま 降り積もるチェロの音だけが そこにいることを示す ビルの谷間に響く 道化師の揺らめく弦 涙の化粧は 嘘をつくのが上手で 立ち止まるひとびとに 視線は合わせず ずっと遠くを見る瞳 過去を膨らます趣向 未来というおとぎ話を消し 白い花を想いださせ 進まない不安定を飾る やがて君は壊れたように 演奏を終えて崩れてゆく ひとびとがまた流れだす コインが重なる音 ふたつなれば 君は生き返ったように お辞儀をみっつした