Jul
12,
2015
一宮市立尾西第一中学校で実践教室を開催しました。
1年生283名が参加し、「車椅子」「手話」「要約筆記」「点字」「視覚障害者ガイドヘルプ」「高齢者疑似体験」の6科目に分かれ、それぞれの生徒が車椅子と他1講座を体験しました。
手話体験では、生徒から「手話を使っていて一番困ることはなんですか?」という質問が寄せられました。すると、講師である聴覚障害者の方から「手話を使わないことが一番困る」と回答していました。
聴覚障害者にとって手話は日本語や英語と同じ「言語」であり、自分の感情や想いを伝えるのに重要な役割を持っていることを説明していました。
手話に限らず、必要とする人とそうでない人では、感じ方(意識)も当然違います。でも、必要とする人がいる限り、そうでない人も他人を思いやり、相手の立場に立って考えることが重要であるということを知る良い機会になりました。
今回学んだことを今後の生活にぜひ生かして下さい。期待しています。
お疲れ様でした。
尾西支部
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