Jun
5,
2023
【大雨・地震】災害の備えはできていますか?
もし線状降水帯のとおりみちが少しずれていたら・・・一宮市にとっても他人事ではありません。
今回は災害が起きたとき、避難すべきか迷ったとき役立つ情報をまとめてお伝えいたします。
災害時(特に大雨・水害系の場合)、事前の情報収集や物資の備蓄により被害を軽減できる可能性があります。一宮市内の災害被害軽減のためにも「自分の身は自分で守る」という意識を一人ひとりしっかりと持っていただきたいと思います。
【情報収集先】
・キキクル(気象庁)・・・浸水、洪水などの危険度を日本地図に落とし込んだものをリアルタイムで確認できます。設定を変えることで、今後の雨雲の動きや24時間降水量、3日後までの早期注意情報(警報級の可能性)も確認することができます。早期避難の判断に役立てることができます。
・一宮市あんしん・防災ねっと・・・一宮市からの災害緊急情報や大気環境情報を発信しています。キキクルの情報を基に「避難をしなきゃ!」と思っても避難所が開設されていなければ意味がありません。「一宮市あんしん・防災ねっと」にメールアドレスの登録をすることで、避難所開設情報なども確認することができます。多言語にも対応していますのでお知り合いに外国籍の方がみえる場合、紹介していただけると幸いです(登録サイト自体は多言語対応していません)。
・災害用伝言ダイヤル・・・いまどきは家族同士でもLINEで連絡を取るかもしれませんが、家族の携帯電話番号覚えていますか?自分のスマホがいつでも万全に使えるとは限りません。また、災害用伝言ダイヤルのことは知っているけど使い方は知らないという方も多いと思います。web171といって、テキストで情報伝達ができるサービスもあるので耳が聞こえにくい方も活用ができます。毎月1日と15日は体験利用ができます。詳細はNTTのウェブサイトをご確認ください。
【備蓄】
災害時、避難所での生活は強いストレスになります。自宅でしのげるならそれがいちばん。(自宅建物の安全を確認した前提で)生活をするための十分な備蓄をおすすめしています。
◎食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意しましょう)
飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など (首相官邸ウェブサイトから引用)
ほかにも、赤ちゃんがいる家庭であればおむつ、粉ミルク(専用の飲料水)。常用薬がある場合は薬局も閉まってしまう可能性があるのでそちらも必要になります。
最近は長期保存の効くものでおいしいものも多くあります。ローリングストックも兼ねていろいろ味見をしてみるのも楽しいです。
◎トイレ
災害時トイレが使えなくなることは多くあります。特に地震の場合、通常通り流せると思ってトイレを使っていたら、実は下水管が破損しており、途中で漏れ出た汚物でたいへんなことになることもあります。簡易トイレの備蓄はぜひ行っていただきたいです。あわせて、練習として一度簡易トイレを使用してみることもおすすめします。
災害時はいかに正確な情報を早くキャッチするかが大切になります。自分や家族を守るために普段から防災・災害情報に触れていただければと思います。
災害時、一宮市社会福祉協議会でも災害ボランティアに関する情報を発信します。被災時はこのブログや公式ウェブサイトをご確認ください。
地域福祉グループ
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