千秋中学校で福祉実践教室を開催しました 

リモート全体講義の様子。画面越... リモート全体講義の様子。画面越しでしたがしっかりと反応してくれました。
新幹線の通路を模した体験。ちょ... 新幹線の通路を模した体験。ちょっと足を出すだけで車いすの方が通れなくなります。配慮を大切に。
手話体験の様子。グループで聴覚... 手話体験の様子。グループで聴覚障害者が近くにいたらどうすべきか、場面ごとに話合い、発表しました。
高齢者疑似体験。装具を付けた生... 高齢者疑似体験。装具を付けた生徒をしっかりと案内できていました。
7月4日(火)千秋中学校で福祉実践教室を開催しました。

 

1年生を対象に、車いす・手話・点字・ガイドヘルプ・高齢者疑似体験の5科目を体験してもらいました。

 

体験の前に、全体会(開講式・全体講義)があります。開講式では学校あいさつや社協あいさつ、講師紹介を行い、全体講義では障害当事者の講師から、障害に対しての考えや、自身のふだんの生活についてお話をいただきます。

 

1つの学年の児童・生徒が参加するものになりますので、基本的には屋内運動場で行われますが、今回は暑くなることが予想されたため、学校に配慮していただきリモートで実施をしました。

 

涼しい部屋で話ができる反面、同じ空間に生徒がいないことで反応が分からないのではないかという不安もありましたが(視覚障害の講師であり、手をたたく音や声で反応をみることがあります)先生がたのサポートが迅速で、生徒のみなさんの反応もとてもすばらしかったためスムーズにやり取りができていました。

「足の速い子、泳ぐのが得意な子。みんなでカラオケで盛り上がるのが好きな子、一人カラオケが好きな子。それぞれ個性がある。障害も個性と一緒でみんなでみんなの幸せを考えられる、福祉があふれる一宮を一緒に考えていきたい」との言葉が印象的でした。

福祉実践教室を行う目的をわかりやすく表していただけました。

 

体験が始まると、各会場でも積極的に体験をするようすが見られました。

車いす体験だけは暑い屋内運動場で行う必要があり、講師・生徒のみなさんには大変な環境でしたが、水分補給をはさみながら、しっかりと体験をされていました。年々暑さがましています。子どもたちや関係者の健康のためにも、空調整備が進むことを切に願います。

 

そろそろ一学期の福祉実践教室は終了が近付いてきました。二学期に向けて、よりよい体験・学びにつながるよう、しっかりと考えていきたいと思います。


地域福祉グループ

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