先の週末は外遊びではなく「文化」をしてきました。 岡山県倉敷市と岡山市(後楽園)を駆け足で。 小雨の降る夜の倉敷美観地区、これ抜群にイイ、良いってなにが?街並みがイイのです。千葉県佐原市の20倍位いい。僕の感覚では飛騨高山よりイイかも、驚いた。 更に良いのは大原美術館!http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html 地方都市の美術館とあなどるなかれ。展示されている絵画が半端なもんじゃない、驚いた。 ルノワール、マチス、モネ、藤田嗣治、ピカソ、セガンチーヌ(只今東京に外出中だったけど)、モディリアーニ・・・それも彼らの質の高い作品が目白押し、驚いた。またその点数にも驚いた。そのまたたき具合、上記http:の所蔵リストをとくとご覧あれ。 東京上野の美術館群にも匹敵する気迫を感じた。 ただひとつ難癖をつけるなら、絵画を照らす照明が・・。 もう一つ大きく感心した事は、美術館の創設者、大原孫三郎の事。 彼が「広く社会に意義あることを」の信念から、企業経営者(倉敷紡績=クラボウ)として得た利益を社会還元する姿勢、驚いた。 それに引き替え、今朝もマスコミをにぎわす、○王製紙の○川前会長の百数億円の使い道。企業人にこれだけの天地があれば、神様仏様どおすんの?と、ウインクして問いたくなる。 後楽園、これも流石に日本三大名園だ。椎の実、ポケットいっぱい拾った。 大原美術館と岡山後楽園、田舎人の僕の母が好んで訪れた場所でもあった。